fate/stay/night HF
やっとの思いで観てきました。
まず全体を通しての感想を。
1章の時はそこまで期待というか注目をしていませんでした。でもなかなか面白く、ライダーvs真アサシンの戦闘がとても良く、2章に期待していました。
すると2章ですが目ん玉飛び出るぐらい凄くて人生で初めて映画館に3回足を運びました。
バーサーカーvsセイバーオルタがとても好きです。
で、今回3章ですが、2章を超える作品で本当は春に観たかったですが、待った甲斐がありとても満足です。
自分は原作も全く触れておらず、前知識0で観てます。
各キャラに視点を当てて感想を書きたいと思います。
個人的にはもっと暴れているところを観たかった。どんだけ強くなって3章で戦闘を行うのか楽しみにしてたから割とあっさりで残念でした。イリヤを思う気持ちはいつも変わらなくて好き。
・イリヤ
士郎とのやり取りが泣けましたね。HFは凛と桜の姉妹、士郎とイリヤの兄妹がとても情緒深く描かれててとても良かったですね。全て分かってるからこその強気の態度とか、分かってるのに士郎がどうにかしてくれるんじゃないかって気持ちとかが見えて感情移入が凄かったです。
・言峰綺礼
彼には本当かき乱されますね。HFで彼の望みがやっと見えて、その為に手段を問わない所とか、言い回しとかが凄い出てて良かったです。
最後の素手での殴り合いもこれで勝つことによって自分の望みが正しかったと証明するために殴り合いで挑んだのかなと思ったり……
・セイバーオルタ
やはり戦闘力が凄かったですね。ライダーとの戦闘は何回も見たい!スローで見たい!って思いました。見ていて士郎に対しては甘いのかなって思いました。最後の決戦前の凛を桜の所へ通す所もセイバーだなと思わせるところかなって思いました。
やられた後セイバーに戻っての最後の一言は胸がグッとなりましたね。士郎側も桜を助ける思いを曲げずオルタを倒した後も気持ちが揺らぐこと無く桜の所へ向かった所も良かったですね。
・ライダー
HFでは1番好きです。セイバーオルタとの対戦はどうなるんだろうって思ってたらまぁ見事にすごい事。妖艶な動きとかセリフとか好き。宝具はFGOでしか見たこと無かったのですが映像化したらこんな宝具なんだなと驚きました。ライダーはあまり感情を見せてませんでしたが、ライダーの気持ちはちゃんと伝わっていたし、桜を救えたあとのメガネ姿のライダーは表情とか見えてとても良かったです。
・遠坂凛
泣いた。桜を思う気持ちと桜の気持ち。言わないと分からない、伝えたくても伝えられない。見てると本当もどかしい。だけどコレが良い。
何も言うことは無いですね。見たのが全て。
それにしてもゼルレッチが強いのか凛が強いのか、桜がそこまでなのか。分からないけど多分ゼルレッチだろうなー。桜を救った後の仲良し感がとても尊かったです。
・間桐桜
何を言っていいか分からない。不幸だと思っているのは実は自分だけなのかもしれない。と勝手ながら自分と照らし合わせて考えてしまいました。周りにはこんなに自分の事を考えてくれる、救おうとしてくれてる人がいるのに自分で自分は不幸だと決めつけて周りを巻き込んで。不幸を言い訳にしては行けないことをした。士郎に身を呈して助けてもらった。年月をかけて桜の気持ちは最後自分じゃ分からなかったけれど確実に成長はしているんだなと思いました。
たまに見せる子供っぽいところとか凛に対してドヤってる所とか言峰とのやり合いはちょっと面白かったですね。
・衛宮士郎
桜の物語と思わせての彼の物語だと思いました。左手を解放した時のアーチャーとのやり取り。左手が勝手にペンダントを手にするくだり。セイバーにトドメを刺す所。イリヤに生きたいと言うところ。が個人的に好きな所でした。1個1個話すと本当に長くなりそうなのでここまでで。今まで士郎ってあまり好きな方では無かったんですけど一気に好きになりました。彼の気持ちがドンと詰まってる3章だったなと思います。
・最後
士郎が蒼崎橙子さんによって戻ってきた後、士郎の記憶は何処まであるんだろうって気になりました。桜の気持ち、凛の気持ち。全部全部知りたい事が沢山残る終わり方でした。
暇が出来たらもう1回観にいきたいな
今まで観てきた映画、アニメの中で1番と言える作品でした。ありがとうございました。